バイアスの外し方

順張り逆張りという概念を切り捨てよう
テクニカル分析なんて0にしよう
高値と安値は相場によって発生すると考えよう


何でテクニカル分析への考えを0にするのか
例えば移動平均線の場合、相場の平均値を考えてしまうから
それだけで凄くバイアスがかかってしまう

悪く言えば全てトレンド目線で考えるようになってしまう
仮にレンジ的な目線をしたとしても
自分が思っている方向の逆をいくと相場観に狂いが生じる

これはバイアスが無駄にかかっているから他ならない
MACDエンベロープもどれでも同じ


バイアスが無駄にかかる事で、本来の相場認識力が低下してしまう
順張りってのは結局のところトレンドと足の陽線陰線でのやり取りだし
逆張りってのはそれの逆の概念で捉えるやり取りであり
それをわざわざテクニカル分析で見ていくのはバイアスが無駄にかかる

 

どちらかと言えば自分のスタイル的には
ダウ理論とサポレジとフィボナッチという考えなのかもしれない
これらはテクニカル分析が一切不要だからだ
一切不要な取引スタイルは
ダウ理論とサポレジとフィボナッチの考えが相場目線に付け足されている


聖書のパターン認識という考えは好きだけど
パターン認識はイコールでダウ理論サポレジフィボナッチで十分成立している


だからといって
ダウ理論サポレジフィボナッチのインジケータを入れたいとは思わない
グランビルの法則の第2と第3の矢印サインのインジケータを見つけた事があったが
やっぱり使えなかった 使える人には使えるんだろうけど自分的には扱いづらい


ストップロスにいくのは
順張りで入ろう
逆張りで入ろう
というバイアスのかかったトレードで入っているから

相場に適応した形で入ると自然とストップロスに追いやられない


「今は順張りだ」「今は逆張りだ」「今はトレンドだ」「今はレンジだ」
何が言いたいの?
相場は曖昧性であり再帰性理論でありプロスペクト理論だから何でもあり
だからそういうバイアスのかかる概念を作らない事に意味がある

 

相場は生き物という考えもバイアスのかかる考えだ
相場は生き物と捉える事で
相場に意味性が在る と思い込んでしまう

思い込んでしまうとトレンドは有効的だレンジは有効的だみたいに思ってしまう
それでもうバイアスの虜になる

 

確かにトレンドもレンジも有効性はある
しかし最後は相場性で終わってしまう
もしもトレンドとレンジを捉えたいのであれば

相場性に基づいた分析を構築するべきだと自分は思う

 

自分は自慢でないが誰よりも相場に真剣に向き合っていると思っている
誰よりも相場への分析能力に長けていると思っている

 

相場は曖昧性で成り立っているから
相場をいくら分析しても複雑であり単純であるだけ
だからテクニカル分析に意味性が伴われない訳だ

何故なら相場は曖昧性で成り立っているから